書誌事項

記憶術と書物 : 中世ヨーロッパの情報文化

メアリー・カラザース著 ; 柴田裕之 [ほか] 訳

工作舎, 1997.10

タイトル別名

The book of memory : a study of memory in medieval culture

タイトル読み

キオクジュツ ト ショモツ : チュウセイ ヨーロッパ ノ ジョウホウ ブンカ

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注記

監訳: 別宮貞徳

その他の訳者: 家本清美, 岩倉桂子, 野口迪子, 別宮幸徳

原著(Cambridge University Press, 1990)の全訳

文献: p504-524

内容説明・目次

内容説明

本書は、古代ギリシア・ローマ以来の記憶モデルの変遷を跡づけ、中世に開発された奇怪な記憶術の数々を紹介するとともに、記憶術が社会制度・伝統に対して果たした役割、文芸に与えた影響、さらには読書と記憶、著述と記憶の関係、そして数々の貴重図版とともに、記憶のために書物のレイアウトがいかに工夫されたかを明らかにする。中世ヨーロッパ社会における記憶の働きに初めて光をあてた画期的研究書。記憶術と書物のレイアウトとの関係を明かす図版30点収録。

目次

  • 第1章 記憶の諸モデル
  • 第2章 記憶の神経心理学的解釈
  • 第3章 初歩の記憶法
  • 第4章 記憶術
  • 第5章 記憶と読書の倫理
  • 第6章 記憶と権威
  • 第7章 記憶と書物

「BOOKデータベース」 より

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