家族という神話 : アメリカン・ファミリーの夢と現実
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書誌事項
家族という神話 : アメリカン・ファミリーの夢と現実
筑摩書房, 1998.3
- タイトル別名
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The way we never were : American families and the nostalgia trap
- タイトル読み
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カゾク ト イウ シンワ : アメリカン ・ ファミリー ノ ユメ ト ゲンジツ
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注記
解説: 芹沢俊介
主要参考文献: 巻末pxiv-xvi
内容説明・目次
内容説明
テレビドラマなどで親しんできた豊かで幸せなアメリカの家族像が、実は「どこにもなかった過去」であることを明らかにした話題の本。日本の家族問題を考える上でも有効な一冊。
目次
- 第1章 理想化された過去—家族の危機とは何か
- 第2章 「ビーバーちゃん」と「オジーとハリエット」—1950年代のアメリカの家族
- 第3章 「私の母は聖人でした」—個人主義、ジェンダー神話と愛の問題
- 第4章 私たちは誰にも頼らずやってきた—自助の精神とアメリカの家族
- 第5章 強力な家族の絆こそ社会基盤の充実—家庭的価値と市民としての義務
- 第6章 家庭は男の城である—公的権力の家庭への介入
- 第7章 ブラジャー焼き捨てと家庭破壊—フェミニズム、働く女性、消費文化、そして家庭
- 第8章 「愛が実り、二人はめでたくゴールイン、そしてこうのとりが…」—結婚とセックスと生殖
- 第9章 有害な親、ママゴンと父親不在—親業を正しく見る
- 第10章 未婚の母、はみだしものの少年、クラック・ベイビー、下層階級—黒人家庭の崩壊という神話
- 第11章 危機の再点検
- 終章 新しい伝統を創る
「BOOKデータベース」 より