理由と人格 : 非人格性の倫理へ
著者
書誌事項
理由と人格 : 非人格性の倫理へ
勁草書房, 1998.6
- タイトル別名
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Reasons and persons
- タイトル読み
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リユウ ト ジンカク : ヒジンカクセイ ノ リンリ エ
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注記
原書 (Oxford University Press, 1984) の翻訳
文献表: 巻末p[9]-20
内容説明・目次
内容説明
“私たちは自分たちが信じているものではない。それはいかにしてか。”人格の同一性、道徳性、合理性などにまつわる私たちの奥深い信念を揺るがす、現代倫理学からの挑戦。20世紀後半の最も重要な哲学書。
目次
- 1 自己破壊的諸理論(間接的に自己破壊的な諸理論;実践的ディレンマ;道徳数学における五つの誤り;直接的に自己は快適な諸理論;二つの可能性)
- 2 合理性と時間(“自己利益説”に対する最善の反論;完全な相対性への訴え;時間への異なる態度;われわれはなぜ“自己利益説”を斥けるべきなのか)
- 3 人格の同一性(われわれは自分自身を何であると信じているのか;われわれは自分たちが信じているものではない。それはいかにしてか;われわれの同一性は重要なことではない。それはなぜか;重要なこと;人格の同一性と合理性;人格の同一性と道徳)
- 4 未来の世代(非同一性問題;いとわしい結論;ばかげた結論;単純追加パラドックス)
「BOOKデータベース」 より