客分と国民のあいだ : 近代民衆の政治意識

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客分と国民のあいだ : 近代民衆の政治意識

牧原憲夫著

(ニューヒストリー近代日本, 1)

吉川弘文館, 1998.7

タイトル読み

キャクブン ト コクミン ノ アイダ : キンダイ ミンシュウ ノ セイジ イシキ

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注記

文献案内: 巻末p5-9

主要参考文献一覧: 巻末p10-13

内容説明・目次

内容説明

「外国に支配されようが、徳川の世の中に戻ろうが、飯さえ食えれば文句無い」。明治初年の民衆はこううそぶいた。そこには、近代社会への反発と、政治から切り離されたことによる客分意識が横たわっていたのである。だが、その人々が、やがて対外戦争に同調していったのはなぜか。政治文化の視点から、国民意識が創出される姿を描き、近代を問い直す。

目次

  • はじめに 客分というスタンス
  • 1 民衆にとっての「政事」
  • 2 民衆と自由民権運動
  • 3 国民化の回路
  • 4 仁政のゆくえ
  • おわりに せめぎあいの場を生きる

「BOOKデータベース」 より

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