複雑系の意匠 : 自然は単純さを好むか

書誌事項

複雑系の意匠 : 自然は単純さを好むか

中村量空著

(中公新書, 1440)

中央公論社, 1998.10

タイトル読み

フクザツケイ ノ イショウ : シゼン ワ タンジュンサ オ コノムカ

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内容説明・目次

内容説明

ピュタゴラス以来、科学は単純性を志向し、単純化、モデル化によって基礎科学を形成する重要な諸法則が発見された。しかし生命体や生態系、環境や社会などの複雑系は単純系の集合ではなく、不確定なゆらぎを経て自己組織化し、変異しつつ発展するシステムである。物質科学で見出された単純な原理に基づいてこれを解明することができるか。解決の糸口を求める科学者たちの様々な試みと、著者自身の「関係化の理論」を明快に説く。

目次

  • 序章 科学の潮流
  • 第1章 ピュタゴラスの呪縛
  • 第2章 天界の摂理
  • 第3章 複雑性と多様性
  • 第4章 複雑系探究の最前線
  • 第5章 縁起のパラダイム
  • 第6章 関係化のウェーブレット

「BOOKデータベース」 より

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