書誌事項

社会福祉の思想と人間観

秋山智久, 高田真治編著

ミネルヴァ書房, 1999.6

タイトル読み

シャカイ フクシ ノ シソウ ト ニンゲンカン

大学図書館所蔵 件 / 212

この図書・雑誌をさがす

注記

監修: 嶋田啓一郎

引用文献, 参考文献: 章末

収録内容

  • 福祉倫理の本質課題 : 主体性の黄昏れと人格価値 / 嶋田啓一郎 [執筆]
  • 人間の幸福と不幸 : 社会福祉の視点より / 秋山智久 [執筆]
  • 社会福祉における「共生」の思想 / 高田真治 [執筆]
  • キリスト教の世俗化と社会福祉の生成 / 木原活信 [執筆]
  • ソーシャルワークの価値の科学化 : その意味的考察 / 平塚良子 [執筆]
  • ソーシャルワークの価値の構造 / 加藤博史 [執筆]
  • 社会福祉における価値と人間観の変遷 : アメリカのソーシャルワーク史の中で / 横山穰 [執筆]
  • ソーシャルワークにおけるエンパワーメントのもつ人間観 : クライエントの主体性をめぐって / 久保美紀 [執筆]
  • ソーシャルワーク関係における「自己決定」 / 小山隆 [執筆]
  • ソーシャルワーク固有の機能としての媒介 : 「媒介・課程モデル」における「アドボカシー」 / 岩間伸之 [執筆]
  • 知的障害者ソーシャルワークにおける人間観 : 生活援助の現況から / 冨永雅和 [執筆]
  • 医療福祉の人間観 / 内藤雅子 [執筆]
  • 介護福祉の本質と価値 / 笠原幸子 [執筆]
  • アミタイ・エツィオーニのコミュニタリアニズム運動とその綱領 / 岡田藤太郎 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

戦後50年を経たいま、社会福祉基礎構造改革や介護保険制度の導入をはじめとする大きな潮流のなかで、社会福祉を支える思想や価値が改めて問われている。主体性、共生、自己決定、エンパワーメントなど社会福祉の思想や人間観がどのように形成されてきたのか。それらはソーシャルワーク実践にどのように反映することができるのか。福祉の思想や哲学、価値へのアプローチは、社会福祉実践の向上と学問的発展をもたらすという信念から出発し、研究会で内容を深めた珠玉の論集である。

目次

  • 第1部 社会福祉における価値と思想(福祉倫理の本質課題—主体性の黄昏れと人格価値;人間の幸福と不幸—社会福祉の視点より;社会福祉における「共生」の思想;キリスト教の世俗化と社会福祉の生成)
  • 第2部 社会福祉における価値研究(ソーシャルワークの価値の科学化—その意味的考察;ソーシャルワークの価値の構造;社会福祉における価値と人間観の変遷—アメリカのソーシャルワーク史の中で)
  • 第3部 ソーシャルワーク実践における価値観(ソーシャルワークにおけるエンパワーメントのもつ人間観—クライエントの主体性をめぐって;ソーシャルワーク関係における「自己決定」;ソーシャルワーク固有の機能としての媒介—「媒介・過程モデル」における「アドボカシー」)
  • 第4部 社会福祉の分野における人間観(知的障害者ソーシャルワークにおける人間観—生活援助の現況から;医療福祉の人間観;介護福祉の本質と価値)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ