森なしには生きられない : ヨーロッパ・自然美とエコロジーの文化史
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書誌事項
森なしには生きられない : ヨーロッパ・自然美とエコロジーの文化史
築地書館, 1999.6
- タイトル別名
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Mit den Bäumen sterben die Menschen : zur Kulturgeschichte der Ökologie
木々とともに人間は滅びゆく : エコロジーの文化史
森なしには生きられない : ヨーロッパ自然美とエコロジーの文化史
- タイトル読み
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モリ ナシ ニワ イキラレナイ : ヨーロッパ シゼンビ ト エコロジー ノ ブンカシ
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注記
執筆: ミヒャエル・ニーダーマイヤーほか
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパの森林や、田園、山村のたたずまいの美しさを作り出している背景には、文豪ゲーテや詩人シラーなどもかかわってきた、数世紀におよぶ国土の環境保全に対する国民意識の醸成がある。200年におよぶヨーロッパの里山保全運動やアルプスの観光地化と自然・景観の保護の歴史、また、ワンダーフォーゲル運動の自然観を解説。ドイツを中心とする、ヨーロッパの農業、林業、環境行政の文化・思想史的背景を明らかにする。
目次
- 第1章 「まずは木々だ、わたしたちはそれからだ!」—森の保護のさまざまな動き
- 第2章 エコロジカルな楽園と実利本位の植栽地—啓蒙時代の教育家たちのたどった道
- 第3章 ヨーロッパの庭から競技場に変わったアルプス
- 第4章 森にレクリエーションを求めた勤労者たち—労働者は自然破壊の共犯者であったのか
- 第5章 郷土保護連盟—美を愛でる心とエコロジーの統合
- 第6章 農山村の風景美を好んだ市民層の青年たち—ワンダーフォーゲルの自然観とその限界
- 第7章 エコロジーの宣言「人間と地球」—進歩に背を向けたひとクラーゲス
- 第8章 楽園を夢みて—ハンス・パーシェの世界自然保護構想
「BOOKデータベース」 より