シャーウッド・アンダソンの文学 : 現代アメリカ小説の原点

Bibliographic Information

シャーウッド・アンダソンの文学 : 現代アメリカ小説の原点

高田賢一, 森岡裕一編著

(Minerva英米文学ライブラリー, 5)

ミネルヴァ書房, 1999.6

Other Title

シャーウッドアンダソンの文学 : 現代アメリカ小説の原点

Title Transcription

シャーウッド アンダソン ノ ブンガク : ゲンダイ アメリカ ショウセツ ノ ゲンテン

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Note

シャーウッド・アンダソンの肖像あり

文献案内: 巻末p5-12

Description and Table of Contents

Description

ヴァージニア州マリオンの町が一望できる丘の上に、「死ではなく、生こそが大いなる冒険である」と刻まれた墓碑が立っている。その主、シャーウッド・アンダソンはまさに、孤独や挫折、満たされぬ思いに苦悩する人びとの生の姿を描き出した作家である。名作『ワインズバーグ・オハイオ』の出版から80年の時を経た今日、彼の作品はいまなお新鮮な魅力に溢れている。本書では、作家論・作品論を中心に、「20世紀アメリカ作家の父」と評される彼の文学の全体像を浮き彫りにする。

Table of Contents

  • 第1部 アンダソンの世界(アンダソン文学の展開—土と夢の伝統と未来;アンダソンの創作観—中西部の作家魂と呼応するモダニズム、東洋思想;アンダソンの想像力と主題 ほか)
  • 第2部 『ワインズバーグ・オハイオ』の世界(「現実」に背を向けて—『ワインズバーグ・オハイオ』における「冒険」;『ワインズバーグ・オハイオ』の空間とグロテスクな人びと—「語り」の戦略;晴れた宵にはジェンダーの外部が見える? ほか)
  • 第3部 主要な長編小説論(トウモロコシが実るまで—アンダソンの原点『ウィンディー・マクファーソンの息子』;『貧乏白人』の虚構空間とアイロニー;アンダソンの現代性—『暗い笑い』における価値逆転の構図 ほか)
  • 第4部 現代作家が読むアンダソン(アンダースンと小島信夫;ふしぎな一文;アンダスンと猫)

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Details

  • NCID
    BA4210307X
  • ISBN
    • 4623030695
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    vi, 247, 12p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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