旅行の進化論
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旅行の進化論
(青弓社ライブラリー, 2)
青弓社, 1999.7
- タイトル別名
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Und Goethe war nie in Griechenland : Kleine Kulturgeschichte des Reisens
- タイトル読み
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リョコウ ノ シンカロン
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旅行の進化論
1999.7.
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旅行の進化論
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注記
原著(c1997)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
現在見られるあらゆる旅行の形態は、ヨーロッパで育まれ、進化してきた。徒歩や騎馬によって始まった旅行は、馬車の登場により飛躍的な発達を遂げ、さらに鉄道の普及によって爆発的に民衆に広まることになる。しかし、そうした交通手段のめざましい発達の裏で、脈々と受け継がれてきた旅行の精神はしだいに廃れ、忘れ去られていった。今日われわれの享受している「旅行」は魂なき形骸にすぎず、そのなかには、ヨーロッパの名もなき民衆が試行錯誤を繰り返しながら作り上げてきた旅行の伝統はすでにない。失われた旅行の精神を求めて—ドイツの一歴史家が、いま、われわれを旅行の進化をたどる旅へといざなう。
目次
- 序 いってらっしゃい、よい旅を!
- 第1章 青銅器時代の旅の落とし物
- 第2章 旅行大国ローマ帝国
- 第3章 中世は王様もさすらいの旅人
- 第4章 アメリカへ、アフリカへ
- 第5章 教養旅行、じつは上流子弟の大尽旅行
- 第6章 文化人の旅行熱
- 第7章 十八世紀のスイスブーム
- 第8章 平均時速十キロと飛ぶような速さ
- 第9章 旅行産業は団体旅行から
- 第10章 旅行はコンピュータで仮想現実世界へ
「BOOKデータベース」 より