世界という実験 : 問い, 取り出しの諸カテゴリー, 実践
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世界という実験 : 問い, 取り出しの諸カテゴリー, 実践
(叢書・ウニベルシタス, 641)
法政大学出版局, 1999.11
- タイトル別名
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Experimentum mundi : Frage, Kategorien des Herausbringens, Praxis
世界という実験 : 問い、取り出しのカテゴリー、実践
世界という実験 : 問い取り出しの諸カテゴリー実践
- タイトル読み
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セカイ ト イウ ジッケン : トイ トリダシ ノ ショカテゴリー ジッセン
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注記
原著 (Frankfurt am Main : Suhrkamp, c1975) の全訳
内容説明・目次
内容説明
自明でなく、未だ完結せず、希望と没落双方の可能性を孕む世界過程こそ概念の生まれる場であり、ユートピアに向け人間の実践はカテゴリーによって導かれる。宇宙論と微視学の両視点を交錯させ、カテゴリーの形成を論じたブロッホ哲学の総決算、これよりまた哲学が始まる。ブロッホ哲学の到達点/新たな出発点。
目次
- 序論—向きを変えて直接的なものを越える
- 認識を予め形式づけるものとしての論理学的言明
- 論理的に予め形式づけるものによるカテゴリー的な認識可能性
- 総括的な根本規定—諸カテゴリーにおける意志的・論理的・物質的なもの
- 向け変え・高まり、枠を定めるカテゴリーとしての時間と空間(枠カテゴリー)
- 向け変え・高まり、互いに他を通して送り合う客観化カテゴリー(連動カテゴリー)としての原因、目的、帰趨に潜む実体性
- 向け変え・高まり、顕在化カテゴリーとしての諸形態(出立形姿)、その諸形態の、尺度と目標をともなう多元論
- 向け変え・高まり、通底カテゴリー(相互中心化)としての諸領域と原理、すなわち時期、区域、道徳的・美的・宗教的という価値規範、自然
- 最後の向け変え・高まり、すなわち実現、理論・実践
「BOOKデータベース」 より