刑吏の社会史 ; 中世賤民の宇宙

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刑吏の社会史 ; 中世賤民の宇宙

阿部謹也著

(阿部謹也著作集 / 阿部謹也著, 第2巻)

筑摩書房, 1999.12

タイトル読み

ケイリ ノ シャカイシ ; チュウセイ センミン ノ ウチュウ

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注記

参考文献: p161-164

内容説明・目次

内容説明

神聖な儀式であった処刑は、12〜13世紀を境に卑賤な刑吏の職業へと転換してゆく。その背後では何が起っていたのか。賤民身分の成立と解体を、中世人の死生観と宇宙観から解明する。

目次

  • 刑吏の社会史(中世社会の光と影;刑罰なき時代;都市の成立;中・近世都市の処刑と刑吏)
  • 中世賤民の宇宙(私たちにとってヨーロッパ中世とは何か;死者の社会史—中世ヨーロッパにおける死生観の転換;ヨーロッパ中世賤民成立論;中世ヨーロッパにおける怪異なるもの;ヨーロッパの音と日本の音)
  • ヨーロッパ中近世における身分差別—宗教と世俗の間
  • ヨーロッパの宇宙観と差別
  • 理性と差別
  • 贈り物と宴会
  • 説話と歴史—ヨーロッパの場合
  • ヨーロッパ中世における死のあり方
  • ヨーロッパの死生観
  • 中世の死、現代の死〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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