ポスト・リベラリズム : 社会的規範理論への招待
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書誌事項
ポスト・リベラリズム : 社会的規範理論への招待
ナカニシヤ出版, 2000.3
- タイトル別名
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ポストリベラリズム
- タイトル読み
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ポスト リベラリズム : シャカイテキ キハン リロン エノ ショウタイ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、現代の社会システムを見直し、オルタナティブを構想するための基礎的な理論として規範理論が必要だという考えに立っている。つまり、現在の制度疲労の内実と新しいシステム構想の検討のためには、システムが実現しようとした(実現しようとする)価値と規範の問題にまで議論を深めなければならないと考えている。現実の危機の深刻さと問題の複雑さとは、小手先だけの制度いじりや政策の微調整のみではすまないようなラディカル(根底的)な思考を求めているのである。
目次
- 現代リベラリズム
- 功利主義—欲望に基づく規範理論として
- 経済的リバタリアニズム
- 倫理的リバタリアニズム
- 現代コミュニタリアニズム
- 社会主義—基本理念からの再構築にむけて
- ラディカル・デモクラシー—「政治的なもの」の倫理化に向けて
- 討議的民主主義—ユルゲン・ハーバーマスの民主主義理論について
- 福祉理論—アマルティア・センの必要概念を中心に
- 批判的法学研究—「法の支配」の行方
- フェミニズム
- 多文化主義—北米から見たその前提、価値、限界
- エコロジー—実りある論争のために
「BOOKデータベース」 より