贈与の謎
著者
書誌事項
贈与の謎
(叢書・ウニベルシタス, 674)
法政大学出版局, 2000.5
- タイトル別名
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L'énigme du don
- タイトル読み
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ゾウヨ ノ ナゾ
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注記
原著(Fayard, 1996)の全訳
参考文献: 巻末p1-16
内容説明・目次
内容説明
モース『贈与論』とレヴィ=ストロースのモース批判をふまえて社会における贈与の役割を再検討し、贈与を出発点として宗教や王権へ、国家や貨幣へと社会関係が物神化される過程を解明し、現代の自由競争社会を超える贈与の原理を探る。
目次
- 序 与えるモノ,売るモノ、与えるのも売るのも駄目で、手放せないモノ
- 1 モースの遺贈(名著の輝きとその影)
- 2 人間と神々の代替=物(ニューギニア・バルヤ族での聖物、貴重物、物=貨幣;ポトラッチ社会の出現と発展の仮説)
- 3 聖なるもの
- 4 魔法の解けた贈与
「BOOKデータベース」 より