Bibliographic Information

歴史における「修正主義」

歴史学研究会編

(シリーズ歴史学の現在 / 歴史学研究会編, 4)

青木書店, 2000.5

Other Title

Revisionism in histories

歴史における修正主義

Title Transcription

レキシ ニオケル シュウセイ シュギ

Available at  / 208 libraries

Note

欧文標題は標題紙裏による

内容: シリーズ「歴史学の現在」の出版にあたって(歴史学研究会), まえがき(古川高子), 第I部: 歴史学と修正主義(「歴史のなにを、どう修正するか」-「チリにおける歴史学研究」), 第II部: 歴史認識(「アイルランド史における修正主義論争」-「現代ドイツの歴史論争」), 第III部: 記憶と歴史(「「修正主義」と「記憶の義務」」-「民主主義のための歴史とは何か」)

参考文献: 各章末

『歴史学研究』(1998年7月号-1999年2月号)の「リレー特集歴史叙述の修正主義」を基にしたもの

Contents of Works

  • 歴史のなにを、どう修正するか : 日本近現代史研究と「国民」の概念 / 岡部牧夫 [執筆]
  • 韓国に「修正主義」はあるのか : 韓国の近現代史研究と関連して / 尹健次 [執筆]
  • イスラエル現代史における「修正主義」 : 「新しい歴史家」にとっての戦争、イスラエル建国、そしてパレスチナ人 / 臼杵陽 [執筆]
  • チリにおける歴史学研究 / 高橋正明 [執筆]
  • アイルランド史における修正主義論争 : 修正主義史家とフィーニアン運動 / 高神信一 [執筆]
  • ロシア革命の歴史像 : ソ連崩壊後の十月革命の再解釈 / 鈴木義一 [執筆]
  • アメリカにおける歴史認識をめぐって / 林義勝 [執筆]
  • 現代ドイツの歴史論争 / 石田勇治 [執筆]
  • 「修正主義」と「記憶の義務」 : パポン裁判とフランス現代史叙述 / 剣持久木 [執筆]
  • 歴史としてのアパルトヘイト : 「真実和解委員会」と南アフリカにおける歴史認識 / 永原陽子 [執筆]
  • 民主主義のための歴史とは何か : ラテンアメリカにおける歴史認識論争の最前線 / 飯島みどり [執筆]

Description and Table of Contents

Description

各国の新しい歴史叙述の試みや研究動向を検証。国際的に広がる「歴史の見直し」「国民国家」再考をめぐる議論に新たな視点を示し、歴史学の行方をさぐる。

Table of Contents

  • 第1部 歴史学と修正主義(歴史のなにを、どう修正するか—日本近現代史研究と“国民”の概念;韓国に「修正主義」はあるのか—韓国の近現代史研究と関連して;イスラエル現代史における「修正主義」—「新しい歴史家」にとっての戦争、イスラエル建国、そしてパレスチナ人 ほか)
  • 第2部 歴史認識(アイルランド史における修正主義論争—修正主義史家とフィーニアン運動;ロシア革命の歴史像—ソ連崩壊後の十月革命の再解釈;アメリカにおける歴史認識をめぐって ほか)
  • 第3部 記憶と歴史(「修正主義」と「記憶の義務」—パポン裁判とフランス現代史叙述;歴史としてのアパルトヘイト—「真実和解委員会」と南アフリカにおける歴史認識;民主主義のための歴史とは何か—ラテンアメリカにおける歴史認識論争の最前線)

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Details

  • NCID
    BA46721354
  • ISBN
    • 4250200213
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xvi, 291p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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