アメリカ初の障害者差別禁止法はこうして生まれた
著者
書誌事項
アメリカ初の障害者差別禁止法はこうして生まれた
明石書店, 2000.7
- タイトル別名
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From good will to civil rights : transforming federal disability policy
アメリカ初の障害者差別禁止法はこうして生まれた
- タイトル読み
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アメリカ ハツ ノ ショウガイシャ サベツ キンシ ホウ ワ コウシテ ウマレタ
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注記
その他の訳者: 金子のぶ, 金蘭九, 杉山章子, 南雲和夫, 本間恵子, 山本礼子
監訳: 竹前栄治
内容説明・目次
内容説明
アメリカで本書の初版が刊行されたのは、リハビリテーション法制定後10年を経た1984年であった。その間、障害者に関するアメリカの公共政策はかなり変化した。本書ではその変化を、「慈恵(チャリティ)」を基礎とするアプローチから「均等な権利」を基礎とするアプローチへの移行と特徴づけている。新しいアプローチの提案は、障害者が社会的経済的参加をするとき遭遇する主要なバリアは障害者に対する差別的態度、公共政策、および物理的環境であるから、政府が障害を基礎とする差別を禁止することであった。このアプローチは、いわば最近の障害者研究の「政治社会学的モデル」ないし「マイノリティ・グループ・モデル」であった。この新しいアプローチを代表する最初の立法が1973年に制定されたリハビリテーション法第504条であった。この条項は、合衆国政府の財政援助を受けている学校、地方公共団体、ヘルス・ケア施設、社会サービス施設などのいかなる機関・団体も、障害を理由に障害者を差別してはならないと規定した。
目次
- 第1章 障害者の人権法
- 第2章 善意から人権へ
- 第3章 第504条の生成
- 第4章 第504条のための施行規則制定
- 第5章 障害者の権利主張と保健教育福祉省の施行規則
- 第6章 政策の普及
- 第7章 シンボルの勝利—第504条の進展
「BOOKデータベース」 より