環境ボランティア・NPOの社会学
著者
書誌事項
環境ボランティア・NPOの社会学
(シリーズ環境社会学 / 鳥越皓之企画編集, 1)
新曜社, 2000.8
- タイトル別名
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環境ボランティアNPOの社会学
- タイトル読み
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カンキョウ ボランティア NPO ノ シャカイガク
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注記
入手しやすい基本文献: p200-203
執筆者: 谷口吉光 [ほか]
内容説明・目次
内容説明
いま私たちは、20世紀型の市場経済システムの限界に気づきつつあるのではないだろうか。「労働」の名のもとに人間が需要と供給のシステムに従属することが、本来の社会のあり方なのか。このような問いに対するひとつの回答として、ボランティアやNPO(非営利組織)の新しい「労働」提供が意味をもってくる。現在、ボランティアやNPOは環境保全や環境創造にたいして決定的に重要な意味をもち、さらにその役割を増大させつつある。本書はこのような現状をふまえ、環境ボランティアやNPOがどのようなものか、またどういう方向に歩みつつあるのかを明らかにする。
目次
- いまなにゆえに環境ボランティア・NPOか
- 守る環境ボランティア—与野市のリサイクル・システムにおける自治会の役割
- たたかう環境NPO—アメリカの環境運動から
- “普通の主婦”と環境ボランティア—逗子の市民運動から
- 創造する環境ボランティア
- 共生を模索する環境ボランティア—襟裳岬の自然に生きる地域住民
- 日本型の環境保全策を求めて—日神山地の保全を手がかりに
- 環境ボランティアの主体性・自立性とは何か—日本の環境ボランティアがおかれている立場から
- 行政と環境ボランティアは連携できるのか—滋賀県石けん運動から
- NPO法の立法過程—環境NPOの視点から〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より