史的唯物論の再構成
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書誌事項
史的唯物論の再構成
(叢書・ウニベルシタス, 678)
法政大学出版局, 2000.10
- タイトル別名
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Zur Rekonstruktion des historischen Materialismus
- タイトル読み
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シテキ ユイブツロン ノ サイコウセイ
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史的唯物論の再構成
2000
限定公開 -
史的唯物論の再構成
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注記
原著 (Frankfurt am Main : Suhrkamp Verlag, 1976) の全訳
監訳: 清水多吉
その他の訳者: 小野島康雄, 川本隆, 木前利秋, 波平恒男, 浜田正
内容説明・目次
内容説明
現代の危機と討議的意思形成の論理。労働と相互行為の両概念を踏まえた視点から、マルクス主義の理論的萌芽とポテンシャルを組み立て直す試み。パーソンズ、ルーマンを批判・検討し、史的唯物論の進化論的・システム論的転回を果たした本書は、「コミュニケーション的行為の理論」形成期の思想的営為を示す。
目次
- 1 哲学的展望(序論—史的唯物論と規範構造の発展;マルクス主義における哲学の役割)
- 2 自己同一性(道徳の発達と自我同一性;複合的な社会は理性的自己同一性を形成しうるか)
- 3 進化(社会学における諸理論の比較のために—進化論の例に即して;史的唯物論の再構成に向けて;歴史と進化;近代法の進化的位置価についての考察—研究所内ゼミナールによせて)
- 4 正統化(近代国家における正統化の諸問題;今日における危機とは何であるか—晩期資本主義における正統化の諸問題;正統化概念のためのキーワード—一つの返答;実践的討議に対する二つの補註—パウル・ロレンツェンの六十歳の誕生日に)
「BOOKデータベース」 より