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キリシタン弾圧と信仰の決意

ルイス・フロイス著 ; 松田毅一, 川崎桃太訳

(中公文庫, [S-15-12] . 完訳フロイス日本史||カンヤク フロイス ニホンシ ; 12 . 大村純忠・有馬晴信篇||オオムラ スミタダ アリマ ハルノブ ヘン ; 4)

中央公論新社, 2000.12

タイトル読み

キリシタン ダンアツ ト シンコウ ノ ケツイ

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注記

「日本史」(昭和52-55年刊)の改題

「日本史」年表: p258-284

内容説明・目次

内容説明

秀吉の弾圧と迫害の嵐のなか、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる、天草や島原等のキリシタンの姿を描く。また日本で最初にイエズス会員に採用された日本人・ロレンソ修道士や有馬の教会での少年使節の祝賀式典を詳細に記す。全12巻を通してのキリシタン年表付。

目次

  • 本年、大村とその他の地で起った幾つかのことについて
  • 天草、志岐のこと、および本渡城の破壊、同所における三百人のキリシタン婦人の英雄的で永久に記憶すべき行為について
  • 上津浦での改宗、および栖本、平戸、ならびに五島での幾つかのことについて
  • 日本で最初にイエズス会員に採用された日本人ロレンソ修道士の死去について
  • 巡察師が都から下の地方へ帰った次第、および平戸で彼の身に生じたこと
  • 教皇聖下が日本の四貴公子を通じて贈り給うた聖木十字架、剣、および帽子を、巡察師が有馬においてドン・プロタジオに手交した式典について
  • (毛利)壱岐守殿が他の代官とともに、司祭およびキリシタン宗門に対して加えた新たな迫害について
  • この迫害のため、学院、神学校、修練院が移転した次第、ならびにこの厄介な転居の中で、これらの殿たちが示した愛情について
  • 我らの同僚たちが嘗めた他の労苦、危険、苦痛、ならびに日本の四貴公子がすべてイエズス会に入会することを決心した次第
  • 司祭およびキリシタンたちが長崎で嘗めた労苦および大きい苦痛について〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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