おとぎ話の社会史 : 文明化の芸術から転覆の芸術へ
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書誌事項
おとぎ話の社会史 : 文明化の芸術から転覆の芸術へ
(メルヒェン叢書)
新曜社, 2001.2
- タイトル別名
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Fairy tales and the art of subversion : the classical genre for children and the process of civilization
- タイトル読み
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オトギバナシ ノ シャカイシ : ブンメイカ ノ ゲイジュツ カラ テンプク ノ ゲイジュツ エ
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注記
参考文献: p326-342
内容説明・目次
内容説明
希望をもって世界を転覆する。ブルジョワジーの礼儀作法を教える役割を果たしたペローやグリムのおとぎ話から、見慣れた世界を不気味なものに変える転覆・解放の芸術としての現代のおとぎ話まで、その社会的意味を鮮やかに分析して、世界中の児童文学者たちに衝撃を与えた本の待望の翻訳。
目次
- 1 おとぎ話の言説—ジャンルの社会史に向けて
- 2 おとぎ話と文明化の過程—ペローとその仲間たち
- 3 グリム兄弟なんか怖くない?—おとぎ話による社会化と政治化
- 4 アンデルセン—被支配階級の言説
- 5 希望をもって世界を転覆する—マクドナルド、ワイルド、ボーム
- 6 おとぎ話の言説をめぐる闘争—ワイマール共和国とナチス・ドイツにおける家族・闘争・社会化
- 7 現代おとぎ話と解放への力
「BOOKデータベース」 より