形成期の明治国家
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書誌事項
形成期の明治国家
(幕末維新論集 / 田中彰, 松尾正人, 宮地正人編, 8)
吉川弘文館, 2001.5
- タイトル読み
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ケイセイキ ノ メイジ コッカ
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注記
文献目録: p418-425
収録内容
- 部落解放反対一揆にみる民衆意識の諸相 / 桐村彰郎 [執筆]
- 明治初期地方制度の整備と額田県布達 / 下村寿子 [執筆]
- 徴兵令による最初の徴兵と臨時徴兵 / 宮川秀一 [執筆]
- 地租改正実施をめぐる対立と闘争の諸形態 / 青山秀彦 [執筆]
- 殖産興業政策論 : 官営事業を中心として / 永井秀夫 [執筆]
- 大久保政権下の殖産興業政策成立の政治過程 / 大江志乃夫 [執筆]
- 内務省内政の成立 / 勝田政治 [執筆]
- 「征韓論」政変の史料批判 : 毛利敏彦説批判 / 田村貞雄 [執筆]
- 幕末・維新期における民衆の居住空間と生活についての研究 / 猪飼隆明 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
明治維新とともに、新たな激動の時代が始まった。欧米諸国との対抗を意識しつつ、政治・経済・社会の全面にわたって西欧社会をモデルとした資本主義化が推し進められた。新政府はこの道を、さまざまな摩擦をともない、一揆や反乱を鎮圧しながら突き進んで行く。地租改正・殖産興業、征韓論政変などの各局面における、新時代の軌跡を分析する。
目次
- 1 新政の出発と民衆(部落解放反対一揆にみる民衆意識の諸相;明治初期地方制度の整備と額田県布達;徴兵令による最初の徴兵と臨時徴兵)
- 2 国家主導の資本主義化(地租改正実施をめぐる対立と闘争の諸形態;殖産興業政策論—官営事業を中心として;大久保政権下の殖産興業政策成立の政治過程;内務省内政の成立)
- 3 政権の内部対立と反乱(「征韓論」政変の史料批判—毛利敏彦説批判;幕末・維新期における民衆の居住空間と生活についての研究)
「BOOKデータベース」 より