子供は言語をどう獲得するのか

書誌事項

子供は言語をどう獲得するのか

スーザン・H.フォスター=コーエン [著] ; 今井邦彦訳

岩波書店, 2001.7

タイトル別名

An introduction to child language development

タイトル読み

コドモ ワ ゲンゴ オ ドウ カクトク スル ノカ

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注記

原著 (Addison Wesley Longman, c1999) の翻訳

参考文献: p295-307

内容説明・目次

内容説明

子供はどうやって言語を獲得するのだろう?大人のことばを真似して覚えるのだろうか?それとも、視覚器官や聴覚器官を生まれながらに持っているのと同じように、「言語器官」とも呼ぶべきものを生得的に持っているため「何の努力もせず、いつしか言語を発達させて」しまうのだろうか?本書は「模倣・記憶説」対「言語器官説」という、基本的に異なるかに見える立場の融合に果敢にいどむ、他に類を見ない書である。豊富な、そして多くの場合ほほえましい幼児言語のデータと、「言語器官説」の理論との接点を求めるこの試みが、読者の好奇心を刺激するだけでなく、その心を楽しませてくれることは疑いない。言語学の基礎知識を必要としない言語学・言語獲得研究の入門書である。

目次

  • 第1章 言語獲得にあたって子供はどういう能力を用いるか?
  • 第2章 言語が使えるようになる前に子供はどのようにして伝達を行うか?
  • 第3章 言語発達はいつ始まるのか?
  • 第4章 幼児は言語の働きをどう見ているか?
  • 第5章 言語発達を左右するものは?
  • 第6章 子供はみな同じように言語を獲得するのか?
  • 第7章 どの言語を習うかによって違いが出るか?
  • 第8章 言語発達が終わるのはいつか?

「BOOKデータベース」 より

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