書誌事項

開発と教育 : 国際協力と子どもたちの未来

江原裕美編

新評論, 2001.7

タイトル別名

Education and development : international cooperation towards a better future for children in Third World countries

開発と教育 : 国際協力と子どもたちの未来

タイトル読み

カイハツ ト キョウイク : コクサイ キョウリョク ト コドモ タチ ノ ミライ

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注記

執筆者: 上岡直子, 吉良直, 黒田一雄, 斉藤泰雄, 廣里恭史, 村田敏雄, 山本哲士, 吉田和浩

本書関連文献: p359-366

開発と教育に関する小年表: p368-369

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「教育開発」とは開発協力における教育分野を指し、さまざまな国際協力機関により発展途上国の教育の整備・発展を支援する諸活動をいう。既存の欧米開発モデルに従うだけの教育から、多様な国や地域、文化のコンテクストに基づき住民自身が主体となった教育環境の構築へ向け、いま、新たな「教育開発」が求められている。“開発と文化を問う”もう一つの視点。大手国際協力機関による「教育開発」プロジェクトの実際。

目次

  • 第1部 開発と教育の歴史と担い手(開発と教育の歴史と課題—アメリカ「開発教育」の足跡をめぐって;教育開発のオピニオンリーダー—国連機関;世界銀行と発展途上国への教育協力—最強の資金融資・政策提言の機関として)
  • 第2部 教育協力の現状と実例—世界銀行を中心に(世界銀行の教育協力のプロセスと実務—グローバルな教訓と最新の情報を活かして;世界銀行の教育協力理念と政策—開発理論と現実の狭間に漂う政策変遷の回顧と展望;アジア地域への教育協力—アジア開発銀行と教育開発・改革をめぐる「政治経済学」の構想;アフリカ地域への教育協力—貧困削減、そしてさらなる発展のために;ラテンアメリカ地域への教育協力—小さなラテンアメリカ社会「米州開発銀行」(IDB)とその教育協力)
  • 第3部 教育開発の論点と今後の展望(教育投資における優先順位の決定と世界銀行—収益率分析とクロスナショナル分析の成果と限界;世界銀行の教育地方分権化政策のジレンマ—アメリカ教育改革の潮流が示唆するもの;教育開発戦略の行方—世界銀行とユニセフの政策報告書の比較から;基礎教育の開発10年間の成果と課題—ジョムティエンからダカールへ;教育開発の新たなビジョンを求めて)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA52783130
  • ISBN
    • 4794805292
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    380p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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