わが友マキアヴェッリ : フィレンツェ存亡
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わが友マキアヴェッリ : フィレンツェ存亡
(塩野七生ルネサンス著作集 / 塩野七生著, 7)
新潮社, 2001.10
- タイトル読み
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ワガ トモ マキアヴェッリ : フィレンツェ ソンボウ
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内容説明・目次
内容説明
権謀術数の代名詞とされる男、マキアヴェッリ。しかし彼は、それほど単純な言葉でくくられる人物ではなかった。—フィレンツェ共和国の外交書記官として当時の権力者たちと渡り合い、権力の本質とは何かを体得し、近代政治学の先駆とされる『君主論』を著す。その冷酷無比なるイメージとはかけ離れた、イタリア・ルネサンスの終焉を真摯に見つめ続けた人間味溢るる実像を、愛情をもって克明に描き出した、塩野ルネサンス文学の集大成ともいえる大作。
目次
- サンタンドレアの山荘・五百年後
- 第1部 マキアヴェッリは、なにを見たか(眼をあけて生まれてきた男;メディチ家のロレンツォ;パッツィ家の陰謀;花の都フィレンツェ;修道士サヴォナローラ)
- 第2部 マキアヴェッリは、なにをしたか(ノンキャリア官僚初登庁の日(一四九八);「イタリアの女傑」(一四九八‐一四九九);西暦一五〇〇年の働きバチ(一四九九‐一五〇二);チェザーレ・ボルジア(一五〇二‐一五〇三);マキアヴェッリの妻(一五〇二‐一五〇三);“わが生涯の最良の日”(一五〇三‐一五〇六);“補佐官”マキアヴェッリ(一五〇七‐一五一二);一五一二年・夏)
- 第3部 マキアヴェッリは、なにを考えたか(『君主論』誕生(一五一三‐一五一五);若き弟子たち(一五一六‐一五二二);「歴史家、喜劇作家、悲劇作家」(一五一八‐一五二五);「わが友」グイッチャルディーニ(一五二一‐一五二五);「わが魂よりも、わが祖国を愛す」(一五二五‐一五二六);ルネサンスの終焉(一五二七))
- メイキング『わが友マキアヴェッリ—フィレンツェ存亡』
「BOOKデータベース」 より