差別語からはいる言語学入門
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差別語からはいる言語学入門
明石書店, 2001.11
- タイトル読み
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サベツゴ カラ ハイル ゲンゴガク ニュウモン
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注記
『小説トリッパー』 (朝日新聞社) の連載「差別語入門」 (1997年秋季号, 冬季号) および『部落解放 なら』の連載 (第11号-第14号, 1999年-2000年) をまとめたもの
参考文献一覧: p186-187
内容説明・目次
内容説明
本書は、差別語糾弾運動を、自己中心的な快、不快の感情にとどまって見るのではなく、言語生活史の上でかつてなかった稀有な現象ととらえ、言語の本質をきわめる手がかりとすることを目的とした。
目次
- 差別語の発見
- 言語ニヒリズムの邪道
- ことばは人間が作ったものだから人間が変えられる
- 蔑視語と差別語
- サベツ語糾弾が言語体系にもたらす結果について
- 「オンナ」で考える—サベツ語と語彙の体系性
- 「片目」で考える—欠損を表わすための専用形
- ハゲとメクラ—欠如詞(privativa)の概念を検討する
- 略語のサベツ効果について—「北鮮」から「ヤラハタ」まで
- 「トサツ」についての予備的考察
- 「カタ−」の練習問題—カタテオチはサベツ語か
- サベツ語にも方言カタヨリがあるかもしれん—ブラク・ブゾクの「部」について
- 豊橋豚のナマクビ事件の巻
「BOOKデータベース」 より