ドイツ企業社会の形成と変容 : クルップ社における労働・生活・統治
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書誌事項
ドイツ企業社会の形成と変容 : クルップ社における労働・生活・統治
(Minerva人文・社会科学叢書, 51)
ミネルヴァ書房, 2001.12
- タイトル別名
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ドイツ企業社会の形成と変容 : クルップ社における労働生活統治
- タイトル読み
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ドイツ キギョウ シャカイ ノ ケイセイ ト ヘンヨウ : クルップシャ ニオケル ロウドウ セイカツ トウチ
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注記
著者の博士論文「ドイツ大企業における労働者統合体制の展開 : 一九世紀から第一次大戦前までのクルップ鋳鋼所を対象として」(東京大学大学院経済学研究科, 1992)に基づく
参考文献一覧: 巻末p9-31
内容説明・目次
内容説明
長期雇用・企業内での生活保障・全人的な企業への帰属意識など、今世界的に動揺しつつある労働システムは、世界史上最も早い時期にドイツ大企業で確立し、その経済発展を牽引した。本書は歴史的環境条件としての社会的制度や価値規範が企業に与えた規定性を分析するとともに、豊富な一次資料に拠って企業社会の形成と変容の過程を生き生きと描きだし、社会的企業への展望を示す。
目次
- 課題と対象
- 1 労働篇—マイスター論(工場マイスターの形成;大企業化とマイスター;労働者の技能キャリアと労働市場;職員のキャリアと企業内階層構造;管理—被管理の相互関係)
- 2 生活篇—ゲマインヴォール論(生活保障の企業内制度化;企業=地域共同体の形成;市民化への道)
- 3 統治篇—ヘル・イム・ハウゼ論(ヘル・イム・ハウゼ論;ヘルによる企業統合力;暗黙の了解の崩壊;社会化への鼓動)
- 総括と展望
「BOOKデータベース」 より