里山の生態学 : その成り立ちと保全のあり方
著者
書誌事項
里山の生態学 : その成り立ちと保全のあり方
名古屋大学出版会, 2002.3
- タイトル読み
-
サトヤマ ノ セイタイガク : ソノ ナリタチ ト ホゼン ノ アリカタ
大学図書館所蔵 件 / 全320件
-
519.81:Sa 873420058996,3420059382,3420061602,3420074407,3410792091,3410838936
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
内容: はじめに(広木詔三), 序章: 生態学の発展と里山の生態学(序1「生態学の歴史の概観」-序3「里山の生態学」), 第1章: 里山の成り立ちと人間の関わり(1-1「日本の森林帯と原植生」-1-3「人間によるスダジイの分布拡大」, トピックス「樹木の繁殖戦略」), 第2章: 東海地方の植生の特色(2-1「東海丘陵要素の起源と進化」-2-3「東海地方の特色ある樹木」トピックス(「食虫植物」, 「泥炭地湿原」)), 第3章: 里山の生態系と生物群集(3-1「トンボ」-3-7「炭素の循環とリグニン」, トピックス(「ハッチョウトンボ」-「西表島に持ち込まれたオオヒキガエル」)), 第4章: 里山の保全にむけて(4-1「自然保護理念の発展」-4-5「里山の保全のあり方」, トピックス(「ナショナル・トラスト運動」-「タケとササの問題」)), 終章: 里山生態系の保全のための提言, 引用文献, 事項索引, 和名索引, 執筆者一覧
引用文献: p299-324
収録内容
- 生態学の歴史の概観 / 広木詔三 [執筆]
- 生態系の概念 / 広木詔三 [執筆]
- 里山の生態学 / 広木詔三 [執筆]
- 日本の森林帯と原植生 / 広木詔三 [執筆]
- 人間活動と里山 : 歴史と成り立ち / 広木詔三 [執筆]
- 人間によるスダジイの分布拡大 / 広木詔三 [執筆]
- 樹木の繁殖戦略 / 広木詔三 [執筆]
- 東海丘陵要素の起源と進化 / 植田邦彦 [執筆]
- 東海地方の湿地の特色 / 冨士田裕子, 菊池亜希良, 菊池多賀夫, 中西正, 竹中千里 [執筆]
- 東海地方の特色ある樹木 / 後藤稔治, 礒井俊行 [執筆]
- 食虫植物 / 広木詔三 [執筆]
- 泥炭地湿原 / 冨士田裕子 [執筆]
- トンボ : 里山の指標として / 高崎保郎, 八田耕吉 [執筆]
- ギフチョウとスズカカンアオイ / 江田信豊, 八田耕吉, 広木詔三 [執筆]
- 雑木林の知られざる昆虫 : どんぐりを食べる虫たち / 梶村恒, 福本浩士 [執筆]
- カケスとどんぐり / 広木詔三 [執筆]
- 爬虫類と両生類 / 矢部隆 [執筆]
- 植物の根系と菌根菌 / 手塚修文 [執筆]
- 炭素の循環とリグニン / 上平雄也, 福島和彦 [執筆]
- ハッチョウトンボ / 八田耕吉 [執筆]
- 菌類を利用する昆虫 / 梶村恒 [執筆]
- サンコウチョウ / 広木詔三 [執筆]
- 西表島に持ち込まれたオオヒキガエル / 矢部隆 [執筆]
- 自然保護理念の発展 / 広木詔三 [執筆]
- 二次的自然の重要性と保全運動 / 広木詔三 [執筆]
- 愛知万博と海上の森 / 広木詔三, 石原紀彦 [執筆]
- 里山を守る市民運動 : 海上の森の国営公園構想 / 石原紀彦 [執筆]
- 里山の保全のあり方 / 広木詔三 [執筆]
- ナショナル・トラスト運動 / 広木詔三 [執筆]
- 環境アセスメント / 石原紀彦 [執筆]
- オオタカ / 広木詔三 [執筆]
- 海上の森のムササビ / 金森正臣 [執筆]
- タケとササの問題 / 広木詔三 [執筆]
- 里山生態系の保全のための提言 / 広木詔三 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
近年急速に失われつつある里山。本書は、雑木林の成り立ちやその人間との関わり、湿地の成因、トンボやギフチョウなどの環境指標生物を含む多様な観点から里山の全体像に迫り、その保全に向けた提言を行う。
目次
- 序章 生態学の発展と里山の生態学
- 第1章 里山の成り立ちと人間の関わり
- 第2章 東海地方の植生の特色
- 第3章 里山の生態系と生物群集
- 第4章 里山の保全に向けて
- 終章 里山生態系の保全のための提言
「BOOKデータベース」 より