「共生」への触発 : 脱植民地・多文化・倫理をめぐって
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書誌事項
「共生」への触発 : 脱植民地・多文化・倫理をめぐって
みすず書房, 2002.3
- タイトル別名
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共生への触発 : 脱植民地多文化倫理をめぐって
- タイトル読み
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キョウセイ エノ ショクハツ : ダツショクミンチ タブンカ リンリ オ メグッテ
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内容説明・目次
内容説明
「共生」の根源的な意味を問い、広い反響を呼び起こした前著『アイデンティティと共生の哲学』から9年、著者の問題意識を更に深めた思索の結晶が、ここにまとめられた。「脱植民地」を基礎概念に、我が国で台頭跋扈する新国家主義、戦争責任、アイヌ新法、フェミニズムの現在など、現代日本の最重要課題を、粘り強い論理によって追究していく。この9年ほどに発表された論考5篇に全面的な加筆修正を加え、上野千鶴子氏との長篇討議「マイノリティの思想としてのフェミニズム」も併収した、待望の書である。
目次
- 1 復活する新国家主義—西尾幹二『国民の歴史』批判
- 2 「脱植民地化」と「責任主体」
- 3 「正義」の倫理と「共生」の課題
- 4 現代日本における多文化共生—アイヌ民族問題を中心に
- 5 フェミニズムと軍隊
- 補論「フェミニズムと軍隊」その後
- 6 マイノリティの思想としてのフェミニズム—上野千鶴子との対話
「BOOKデータベース」 より