「共生」への触発 : 脱植民地・多文化・倫理をめぐって

書誌事項

「共生」への触発 : 脱植民地・多文化・倫理をめぐって

花崎皋平[著]

みすず書房, 2002.3

タイトル別名

共生への触発 : 脱植民地多文化倫理をめぐって

タイトル読み

キョウセイ エノ ショクハツ : ダツショクミンチ タブンカ リンリ オ メグッテ

大学図書館所蔵 件 / 211

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

「共生」の根源的な意味を問い、広い反響を呼び起こした前著『アイデンティティと共生の哲学』から9年、著者の問題意識を更に深めた思索の結晶が、ここにまとめられた。「脱植民地」を基礎概念に、我が国で台頭跋扈する新国家主義、戦争責任、アイヌ新法、フェミニズムの現在など、現代日本の最重要課題を、粘り強い論理によって追究していく。この9年ほどに発表された論考5篇に全面的な加筆修正を加え、上野千鶴子氏との長篇討議「マイノリティの思想としてのフェミニズム」も併収した、待望の書である。

目次

  • 1 復活する新国家主義—西尾幹二『国民の歴史』批判
  • 2 「脱植民地化」と「責任主体」
  • 3 「正義」の倫理と「共生」の課題
  • 4 現代日本における多文化共生—アイヌ民族問題を中心に
  • 5 フェミニズムと軍隊
  • 補論「フェミニズムと軍隊」その後
  • 6 マイノリティの思想としてのフェミニズム—上野千鶴子との対話

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA56136871
  • ISBN
    • 4622031140
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    285p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ