ケアの向こう側 : 看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾
著者
書誌事項
ケアの向こう側 : 看護職が直面する道徳的・倫理的矛盾
日本看護協会出版会, 2002.3
- タイトル別名
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Beyond caring : hospitals, nurses, and the social organization of ethics
ケアの向こう側 : 看護職が直面する道徳的倫理的矛盾
- タイトル読み
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ケア ノ ムコウガワ : カンゴショク ガ チョクメン スル ドウトクテキ ・ リンリテキ ムジュン
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注記
Beyond caring.の翻訳 (月刊「ナーシング・トゥデイ」1999年8月号から2001年12月号に翻訳連載したものに、加筆修正を加えてまとめたもの)
内容説明・目次
内容説明
本書は、医療社会学の立場から、15年近くにわたる全米の病院のフィールドワークと、100人を超える現役ナースへのインタビューをもとに、病院という組織の中でナースたちが日常業務において直面する道徳的・倫理的矛盾をどのように捉え、対処しているかを明らかにし、米国で優れた医療社会学の研究業績に与えられるエリオット・フリードソン賞を受賞した名著である。病院という大きな組織の中でナースが拠って立つ基盤はどこにあるのかを自ずと理解させてくれる傑作であると同時に、21世紀初頭の病院が抱える病巣を露わにした社会への警鐘となる問題作である。
目次
- 序章 組織化の時代における看護と倫理
- 第1章 不幸のルーチン化
- 第2章 カオスからルーチンを守る
- 第3章 ナースであるということ
- 第4章 組織における倫理的問題の発生
- 第5章 物として扱われる患者
- 第6章 組織的行為としての死
「BOOKデータベース」 より