パンツが見える。 : 羞恥心の現代史
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パンツが見える。 : 羞恥心の現代史
(朝日選書, 700)
朝日新聞社, 2002.5
- タイトル読み
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パンツ ガ ミエル : シュウチシン ノ ゲンダイシ
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注記
主要参考文献: p385-386
内容説明・目次
内容説明
パンツが見える。それを喜ぶのは男性で、見られて恥じらうのは女性。でも、つい50年ほど昔まで、たかがパンツごときでときめく男はいなかった。なぜなら、和服の女性はパンツを穿いていなかったから、ふとしたはずみでチラリと見えてしまうのは、パンツなんかじゃなかった…。「陰部を見られても、場合によっては仕方ない」、それが戦前の女性の感覚だったはず。だから、多くの女店員が裾の乱れを恥じて墜落死したという「白木屋ズロース伝説」は眉唾だ、と説き起こす。「パンツ」をめぐる感性の興亡を考証する、著者10年の思索の結実。
目次
- 1 白木屋ズロース伝説は、こうしてつくられた
- 2 パンツをはかなかったころの女たち
- 3 ズロースがきらわれたのは、どうしてか
- 4 「みだら」な女も、はいていた
- 5 パンチラをよろこぶ感情が、めばえるまで
- 6 ズロースからパンティへ
- 7 くろうと筋からの風俗史
- 8 一九五〇年代パンチラ革命説
「BOOKデータベース」 より