世界を不幸にしたグローバリズムの正体

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世界を不幸にしたグローバリズムの正体

ジョセフ・E・スティグリッツ著 ; 鈴木主税訳

徳間書店, 2002.5

タイトル別名

Globalization and its discontents

タイトル読み

セカイ オ フコウ ニ シタ グローバリズム ノ ショウタイ

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注記

原著 (c2002) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

WTO、IMF、そして世界銀行—世界経済の安定と、発展途上国の援助を使命とするこれら国際経済機関が介入した地域に何が起こったか?東アジア、ロシア、東欧、アルゼンチン、そしてアフリカ諸国は、すべてさらなる経済的困窮へとおちいってしまったのだ。一体それはなぜか?そうした機関が押しつけた貿易の自由化や民営化で、利益を得たのは誰だったのか?2001年ノーベル賞経済学者が、大国のダブル・スタンダードに左右されたグローバリズムの怖さを訴える衝撃の書。

目次

  • 序 最も不透明な機関IMFとアメリカ財務省の偽善
  • 第1章 国際機関が約束したグローバリズムの恩恵
  • 第2章 破られた約束
  • 第3章 民営化・自由化の罠
  • 第4章 東アジアの危機—大国の利益のための「構造改革」
  • 第5章 誰がロシアを見捨てたのか?
  • 第6章 アメリカを守る不公正な「公正」取引法
  • 第7章 「中国の成功」と「ロシアの失敗」
  • 第8章 収奪者たちの論理
  • 第9章 世界を幸せにするグローバリズムの道

「BOOKデータベース」 より

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