ヨーロッパ小説論
著者
書誌事項
ヨーロッパ小説論
白水社, 2002.6
新装復刊
- タイトル別名
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Eleven essays in the European novel
- タイトル読み
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ヨーロッパ ショウセツロン
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注記
Eleven essays in the European novel.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
二十世紀の名作九編を取り上げ、既成のいかなる観念体系をも援用せず、作品の内部にあって作中人物を動かし、劇の進行を促している力を摘出し、それを光源として作品の意味の構造を照らし出す、ニュー・クリティシズムの驍将による小説批評。
目次
- 第1部 エロスの五つの型(具現の弁証法—トルストイの『アンナ・カレーニナ』;息子を探すユダヤ人—ジョイスの『ユリシーズ』;ところを得ぬ美—フローベールの『ボヴァリー夫人』;群小対立物の主—マンの『魔の山』;パロディーと批評—マンの『ファウスト博士』)
- 第2部 ドストエフスキー研究(『罪と罰』—きみ自身の部屋におきた殺人;『白痴』—荒れ狂う善;『悪霊』—鳥篭のなかで;『カラマーゾフの兄弟』(疾駆するトロイカと地下生活者の惰力;大審問官と悦びの酒;頑強な農民と聖者の悲劇))
「BOOKデータベース」 より