正義の経済哲学 : ロールズとセン

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正義の経済哲学 : ロールズとセン

後藤玲子著

東洋経済新報社, 2002.6

タイトル別名

Rawls and Sen

タイトル読み

セイギ ノ ケイザイ テツガク : ロールズ ト セン

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注記

参考文献: p441-456

内容説明・目次

内容説明

ロールズ、セン等の最新の研究成果を踏まえ、著者独自の視点から正義の理論を構築する。多元的民主主義の基本を根底から問うた気鋭の労作。

目次

  • 第1部 構想(多元的民主主義の構想;自由と必要;必要に応ずる分配準則の定式化;ロールズ格差原理的分配ルール;公正な分配システム)
  • 第2部 論理(アローとロールズ;ロールズ格差原理の公理化—社会的選択理論のアプローチから;個人間比較の観点と情報的基礎—「無知のヴェールの掛かった原初状態」再考;情報的基礎と道徳原理—個人間比較をめぐる諸問題;個人の公共的判断と社会的決定の手続き;個人の評価構造の多層化—規範的意味と条件)
  • 第3部 解明(ハバーマスとロールズ;政治的リベラリズムの基本構想—ロールズとセンの方法論的特質;公正な共同的システムとしての社会—正義の政治的構想における公共善;ローカル・ジャスティスとグローバル・ジャスティス—政治的リベラリズムの観点から;政治的リベラリズムに基づく立憲的民主主義の構想)
  • 第4部 展望(福祉国家の分析視座;多元的民主主義と重複的合意の形成—正義のパースペクティブ:ロールズとセン;公共善と重複的合意—政治的リベラリズムに基づく現代民主主義者会の骨格)

「BOOKデータベース」 より

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