今昔物語集の世界
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今昔物語集の世界
(岩波ジュニア新書, 407)
岩波書店, 2002.8
- タイトル読み
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コンジャク モノガタリシュウ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
王朝の遺族たちがゆきかう平安京を舞台に、次々に起こる謎の事件、略奪、盗賊の暗躍—。芥川龍之介の小説『羅生門』の原話をはじめ、一条戻り橋の鬼や安義橋の鬼の話、不思議な犬に命を救われた子供の話など、華やかな王朝の舞台裏でうごめく「闇」の群像をあざやかに描いた『今昔物語集』の魅力にせまる。
目次
- 1 門の章—説話入「門」(羅城門—盗人誕生;達智門—犬と捨て子;羅城門ふたたび—琵琶弾く鬼)
- 2 橋の章—異界への架け橋(安義橋の鬼;百鬼夜行と一条戻り橋)
- 3 坂の章—往くも還るも説話の道(袴垂と盗賊集団;武士の心ばえ—馬盗人追跡)
- 4 樹の章—樹下と樹上の世界(樹の下と樹の上;仏と樹;倒壊する巨樹)
- 5 窓の章—『今昔物語集』の世界(『今昔物語集』の窓;書名の由来;本質としての未完成;欠字の発生;世界の構成;『今昔物語集』の再発見のドラマ)
「BOOKデータベース」 より