痴呆老人の歴史 : 揺れる老いのかたち
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痴呆老人の歴史 : 揺れる老いのかたち
法政大学出版局, 2002.7
- タイトル読み
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チホウ ロウジン ノ レキシ : ユレル オイ ノ カタチ
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内容説明・目次
内容説明
古代から現代まで、それぞれの時代に、人々は痴呆老人とどう向き合い、どのような動機づけによって、誰が、どのように介護をしてきたのか—。「“老い”に対するマイナス・イメージや無関心からは、積極的で優しい介護は生まれ得ない」という視点から、とりわけマイナス・イメージの強い老人性の痴呆が、歴史の中でどのように捉えられてきたか、人々はなぜ、そのようなイメージを抱くことになったのかを探る。老後不安の時代におくる“老い”と“痴呆”のイメージ転換のすすめ。
目次
- 第1章 老後不安の時代
- 第2章 古代中世の痴呆老人
- 第3章 古代中世における痴呆の病理
- 第4章 古代中世の社会と心を病む者
- 第5章 近世における老いと痴呆
- 第6章 近代における「老耄狂」
- 第7章 醇風美俗とされた近代の老人介護
- 第8章 戦後の医療福祉と痴呆老人
- 付論 歴史にみる死の臨床と安楽死
「BOOKデータベース」 より