内臓が生みだす心
Author(s)
Bibliographic Information
内臓が生みだす心
(NHKブックス, 948)
日本放送出版協会, 2002.8
- Title Transcription
-
ナイゾウ ガ ウミダス ココロ
Available at / 271 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
第14刷(2011.12)の出版者: NHK出版
Description and Table of Contents
Description
心肺同時移植を受けた患者は、すっかりドナーの性格に入れ替わってしまうという。これは、心が内臓に宿ることを示唆している。「腹がたつ」「心臓が縮む」等の感情表現も同様である。高等生命体は腸にはじまり、腸管がエサや生殖の場を求めて体を動かすところに心の源がある。その腸と腸から分化した心臓や生殖器官、顔に心が宿り表われる、と著者は考える。人工臓器の開発で世界的に著名な名医が、脊椎動物の進化を独自に解明し、心や精神の起源を探る注目作。
Table of Contents
- 第1章 心肺同時移植で心が変わる
- 第2章 心はどこから生まれるか—系統発生学と臨床医学から探る
- 第3章 心と精神の発生学—呼吸器、腸、神経、筋肉
- 第4章 新しい免疫学の樹立—エネルギー代謝と疾病と人体の構造欠陥
- 第5章 顔と心、身体と精神
- おわりに わが中央突破の考えによる研究生活
by "BOOK database"