日本文化論 : 美意識と歴史的風景
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日本文化論 : 美意識と歴史的風景
(角川選書, 342)
角川書店, 2002.9
- タイトル別名
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日本文化論 : 美意識と歴史的風景
- タイトル読み
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ニホン ブンカロン : ビイシキ ト レキシテキ フウケイ
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注記
出典一覧: p310
内容説明・目次
内容説明
日本に固有の文学が生まれたのは、都が京都へ遷されてから後のことである。そして、国風文化を自覚させ、詩情を育む土壌となったのは、穏やかではあるが千変万化する繊細な京の風光であった。しかし、その根底に流れていたものは何だったのか—。平安から幕末に至る京都周辺の歴史と風景から、日本人の美意識の変化やその内奥に迫る、著者自選による唯一の“日本文化論”。
目次
- 青の章 日本人の美意識(大津の庭;禅と庭 ほか)
- 朱の章 歴史と風景(草庵の孤独と風雅;太平の世の処し方 ほか)
- 白の章 日本人の内奥(神話と水のロマン—平安奠都以前;柳並木がうるわしい都大路・平安京 ほか)
- 玄の章 近代への志・時代の楽天性と滅びの美学(幕末と現代—高杉晋作をきっかけにして考える;混迷の時代をひらく楽天主義 ほか)
「BOOKデータベース」 より