王の肖像 : 権力と表象の歴史的哲学的考察

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王の肖像 : 権力と表象の歴史的哲学的考察

ルイ・マラン [著] ; 渡辺香根夫訳

(叢書・ウニベルシタス, 749)

法政大学出版局, 2002.10

タイトル別名

Le portrait du roi

タイトル読み

オウ ノ ショウゾウ : ケンリョク ト ヒョウショウ ノ レキシテキ テツガクテキ コウサツ

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注記

折込み図1枚

参考文献: 巻末p31-39

原著(Paris : Les Editions de Minuit, 1981)の全訳

内容説明・目次

内容説明

ルイ・マランの権力批判。「国家、それは私である」—絶対君主・ルイ十四世治下の表象世界(王の正史・記念メダル・寓話・地図・宮廷娯楽等々)の記号論的分析を通して、「王」とは王の「肖像」(権力の表象)にほかならないことを鋭く抉り出す。

目次

  • 序 三つの定式
  • 序曲 王あるいは正義とされた力パスカルの評釈
  • 第1幕 「国家、それは私である」あるいは王の語り
  • 間奏曲 追従者の言説あるいは王の称揚
  • 第2幕 「これは私のからだである」あるいは秘跡による王
  • 間奏曲 王の貨幣と君主の肖像
  • 第3幕 「カエサルの肖像はカエサルである」あるいは額縁のなかの王
  • フィナーレ 合法的簒奪者あるいは遭難者・王

「BOOKデータベース」 より

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