カオスと時系列
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カオスと時系列
(情報数理シリーズ, B-7)
培風館, 2002.11
- タイトル読み
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カオス ト ジケイレツ
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注記
その他の著者: 徳永隆治, 宮野尚哉, 徳田功
Reference: p169-181
内容説明・目次
内容説明
「カオスとは何か」の問いは、乱雑さのなかに潜んでいる「法則」「構造」を、観測された時系列データ(離散量)から発見すること、と言い換えることもできよう。本書は、決定論的カオスを発見するための数学的/統計的手法としての「関数近似による時系列的予測」に重点を置いて解説されている。この手法は「予測によるシステム制御・管理」、「予測による金融システム管理」等、様々な分野に応用可能である。本分野を学ぼうとする学生はもとより、自然科学・社会科学を問わず「時系列予測」をテーマとして研究、分析にたずさわっている技術者・研究者にも有用な解説書となろう。
目次
- 1 カオスを知る(カオスの定義;カオスと分岐)
- 2 カオスを発見する(時系列と確率過程;Fourier変換とパワースペクトル ほか)
- 3 カオスを予測する(線形近似;非線形近似 ほか)
- 4 応用の実際(事例研究1:階層ベイズ的カオス時系列予測;事例研究2:空調熱負荷予測 ほか)
- 5 付録(汎化と次元の呪い;サロゲート法)
「BOOKデータベース」 より