小説の文体 : 英米小説への言語学的アプローチ

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小説の文体 : 英米小説への言語学的アプローチ

ジェフリー・N・リーチ, マイケル・H・ショート著 ; 石川慎一郎, 瀬良晴子, 廣野由美子訳

研究社, 2003.1

タイトル別名

Style in fiction : a linguistic introduction to English fictional prose

タイトル読み

ショウセツ ノ ブンタイ : エイベイ ショウセツ エノ ゲンゴガクテキ アプローチ

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注記

原著の抄訳

参考文献: p297-312

監修: 筧壽雄

内容説明・目次

内容説明

わが国の大学においては、いつのころからか、文学研究と語学研究が分化してきた。英文科の学生たちは、英文学か米文学か英語学のどれかを専攻するようになった。同じような現象はすでに、本家イギリスにおいても、英文学と英語学の分裂として問題意識され、1980年代から、文体論学者たちを中心に、文学は「言語学研究の新しい地平」として、次々に著作が発表される。本書は、1981年に書かれ、新文体論の基本的な概念と技法を説いた、いわばその古典的名著の翻訳であるが、20年を経て著者のひとりが、その間の動向を新たに書き下ろし、付章として加え、今後の文学と語学研究の指針を提示する啓蒙の書である。

目次

  • 第0章 序論
  • 第1章 分析方法とその実例
  • 第2章 言語と小説世界
  • 第3章 心的スタイル
  • 第4章 テクストの修辞法
  • 第5章 談話と談話状況
  • 第6章 小説の中の会話
  • 第7章 発話と思考の表出
  • 第8章(付章) 20年を経て

「BOOKデータベース」 より

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