小説の文体 : 英米小説への言語学的アプローチ
著者
書誌事項
小説の文体 : 英米小説への言語学的アプローチ
研究社, 2003.1
- タイトル別名
-
Style in fiction : a linguistic introduction to English fictional prose
- タイトル読み
-
ショウセツ ノ ブンタイ : エイベイ ショウセツ エノ ゲンゴガクテキ アプローチ
大学図書館所蔵 件 / 全181件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著の抄訳
参考文献: p297-312
監修: 筧壽雄
内容説明・目次
内容説明
わが国の大学においては、いつのころからか、文学研究と語学研究が分化してきた。英文科の学生たちは、英文学か米文学か英語学のどれかを専攻するようになった。同じような現象はすでに、本家イギリスにおいても、英文学と英語学の分裂として問題意識され、1980年代から、文体論学者たちを中心に、文学は「言語学研究の新しい地平」として、次々に著作が発表される。本書は、1981年に書かれ、新文体論の基本的な概念と技法を説いた、いわばその古典的名著の翻訳であるが、20年を経て著者のひとりが、その間の動向を新たに書き下ろし、付章として加え、今後の文学と語学研究の指針を提示する啓蒙の書である。
目次
- 第0章 序論
- 第1章 分析方法とその実例
- 第2章 言語と小説世界
- 第3章 心的スタイル
- 第4章 テクストの修辞法
- 第5章 談話と談話状況
- 第6章 小説の中の会話
- 第7章 発話と思考の表出
- 第8章(付章) 20年を経て
「BOOKデータベース」 より