道徳感情論
著者
書誌事項
道徳感情論
(岩波文庫, 白(34)-105-6,
岩波書店, 2003.2-2003.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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The theory of moral sentiments
- タイトル読み
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ドウトク カンジョウロン
大学図書館所蔵 件 / 全318件
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大阪公立大学 杉本図書館図書館
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注記
原著(London: Printed for A. Millar, in the Strand; and A. Kincaid and J. Bell, in Edinburgh, 1759)初版の全訳
標題紙のシリーズ番号表記: 34-105-6, (下)34-105-7
背のシリーズ番号表記: 白105-6, (下)白105-7
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784003410561
内容説明
人間がいかに利己的であろうとも—著者はこう書きおこして、近代社会において、自由で平等な利己的個人の平和的共存が、権力の介入なしにどのように可能か、を追求する。一八世紀イギリスの経済学者アダム・スミスの、『国富論』と並ぶ代表的著作。
目次
- 第1部 行為の適宜性について(同感について;われわれが他の人びとの諸情念と諸意向を、かれらの諸目的にとって適合的なものとして、あるいは適合的でないものとして、是認または否認するさいの、感情について;適宜性と両立しうる、さまざまな情念の程度について ほか)
- 第2部 値うちと欠陥について、あるいは報償と処罰の対象について(値うちと欠陥の感覚について;正義と慈恵について;諸行為の値うちまたは欠陥にかんして、人類の諸感情に偶然性があたえる影響について)
- 第3部 われわれ自身の諸感情と行動にかんする、われわれの判断の基礎について、および義務の感覚について(称賛または非難される値うちがあるという意識について;われわれ自身の判断は、どのようなやり方で他の人びとの判断であるべきものに依拠するか、および、一般的諸規則の起源について;良俗の一般的諸規則の影響と権威について、および、それらは最高存在の諸法とみなされるのが正しいということについて ほか)
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784003410578
内容説明
上から諸個人を統轄する徳目の説明ではなく、社会のなかでしか生きていけない諸個人が、自発的につくりあげる平和的共存の理論を展関する。本巻には、第四部から第六部までを収め、巻末に第三版に再録された「諸言語の起源に関する論文」を収める。
目次
- 第4部 明確な是認の感情にたいする効用の効果について(効用があるという外観が、技術のすべての作品にあたえる美しさについて、そしてこの種の美しさの広範な影響について;効用があるという外観が、人びとの性格と行動にあたえる美しさについて、そしてこの美しさの知覚が、どれだけ、明確な是認の本源的な諸原理のひとつとみなされうるかについて)
- 第5部 明確な道徳的是認および否認の諸感情にたいする、慣習と流行の影響について(美しさとみにくさについてのわれわれの諸見解にたいする、慣習と流行の影響について;道徳的諸感情にたいする、慣習と流行の影響について)
- 第6部 道徳哲学の諸体系について(道徳的諸感情の理論において、検討されるべき諸問題について;徳の本性にかんしてこれまであたえられてきた、さまざまな説明について;明確な是認の原理にかんして形成されてきた、さまざまな体系について;さまざまな著者たちが、良俗の実際的な諸規則を、とりあつかってきたそのやり方について)
「BOOKデータベース」 より