近代日本の宗教言説とその系譜 : 宗教・国家・神道

書誌事項

近代日本の宗教言説とその系譜 : 宗教・国家・神道

磯前順一著

岩波書店, 2003.2

タイトル別名

近代日本の宗教言説とその系譜 : 宗教国家神道

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ シュウキョウ ゲンセツ ト ソノ ケイフ : シュウキョウ コッカ シントウ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

日本において、「宗教」概念はどのように誕生したのか。「宗教」という視座によって、従来の心性構造はいかに変貌し、いかなる言説の空間が開かれたのか。「宗教」概念が導入された幕末、「政教分離」の成立した明治二〇年代、そして「宗教学」が構築された明治三〇年代に焦点をあて、近代日本における「宗教」の命運をたどる。

目次

  • 宗教概念および宗教学の成立をめぐる研究概況
  • 第1部 宗教概念の形成と近代的学知(近代における「宗教」概念の形成過程—開国から宗教学の登場まで;明治二〇年代の宗教・哲学論—井上哲次郎の「比較宗教及東洋哲学」講義;国家神道をめぐる覚書)
  • 第2部 宗教学の成立(宗教学的言説の位相—姉崎正治論;姉崎正治における国家と宗教—西洋体験とナショナリズム;宗教学と宗教研究)
  • 第3部 神道学の成立(近代神道学の成立—田中義能論;近代神道から近代神道学へ—東大神道研究室旧蔵書を手掛かりに;宮地直一の神社史—『熊野三山の史的研究』について)
  • 歴史研究の可能性

「BOOKデータベース」 より

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