世界の森林破壊を追う : 緑と人の歴史と未来
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世界の森林破壊を追う : 緑と人の歴史と未来
(朝日選書, 725)
朝日新聞社, 2003.4
- タイトル読み
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セカイ ノ シンリン ハカイ オ オウ : ミドリ ト ヒト ノ レキシ ト ミライ
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注記
『グリーン・パワー』の連載 (2002年1月号-12月号) に加筆したもの
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
世界の森林はこの10年、日本の国土面積の4倍が失われた。もはや全地表の3割ほどに減った森林に、燃料伐採、木材輸出、プランテーション造成、牧地開発など、とどめるすべのない破壊の手が伸びる。開発、保全、貧困、南北問題など、さまざまな力がせめぎあうなか、一方には惨状から立ち直り、見事な森林再生に成功した国もある。問題のかたちは国ごとに異なり、解決の方向もさまざまだ。朝日新聞記者として、国連環境計画顧問として、研究者として世界中の森を自分の目で見てまわった著者が、世界11ヵ国の森林破壊の歴史を追い、再生への道筋をさぐる。
目次
- ふたたび大災害の足音—中国
- 貧者のエネルギー危機—インド
- ヤシ油が蝕む熱帯雨林—マレーシア
- 人口爆発に食われた森—ケニア
- 開拓を支えた原生林—アメリカ
- 砂漠と隣り合うアマゾン—ブラジル
- 火入れが変えた森—オーストラリア
- 山火事に燃えるタイガ—ロシア
- 酸性雨で傷めつけられた森—ドイツ
- 森林をめぐる戦いの歴史—イギリス
- 国を救った人工の森—スイス
- 森林はどこへゆく
「BOOKデータベース」 より