戦争と救済の文明史 : 赤十字と国際人道法のなりたち

書誌事項

戦争と救済の文明史 : 赤十字と国際人道法のなりたち

井上忠男著

(PHP新書, 249)

PHP研究所, 2003.5

タイトル別名

戦争と救済の文明史 : 赤十字と国際人道法のなりたち

タイトル読み

センソウ ト キュウサイ ノ ブンメイシ : セキジュウジ ト コクサイ ジンドウ ホウ ノ ナリタチ

大学図書館所蔵 件 / 93

注記

主な参考文献: p264-268

内容説明・目次

内容説明

人類は戦争を避けられないのか。有史以来、主な戦争は一万四千回、死者は五十億人に達するという。そして今日、国連憲章により禁止されたはずの戦争は、様々な理由で正当化されている。この世界の現実といかに向き合うか—。本書は、十九世紀以降、戦争犠牲者の保護と救済を目的とする赤十字と国際人道法(ジュネーブ条約)の起源と発展を概観する。赤十字と国連の違いとは。捕虜の扱い、細菌兵器の規制など、守るべき戦争法とは何か。反戦運動とは異なる慈悲の精神と、平和維持の可能性を探る。

目次

  • 第1章 人類は戦争といかに向き合うか
  • 第2章 赤十字はなぜ誕生したのか
  • 第3章 ジュネーブ条約への道
  • 第4章 ジュネーブ条約と赤十字の試練
  • 第5章 近代戦争と戦争救護の変革
  • 第6章 日本の近代戦争と海戦犠牲者の救済
  • 第7章 世界大戦の過ちを超えて
  • 第8章 現代世界の赤十字と人道法

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA61903186
  • ISBN
    • 4569628966
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    268p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ