書誌事項

日朝関係の克服

姜尚中著

(集英社新書, 0193A)

集英社, 2003.5

タイトル別名

日朝関係の克服 : なぜ国交正常化交渉が必要なのか

タイトル読み

ニッチョウ カンケイ ノ コクフク

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注記

日朝関係年表: p200-207

日朝関係を考えるための基本書・10冊: p233-238

内容説明・目次

内容説明

二〇〇二年九月、日朝首脳会談が開かれ、国交正常化交渉がスタートした。だが、会談の席上で金正日国防委員長が「拉致」の事実を認め、謝罪したことで、事態は急変する。さらに、二〇〇三年三月に始まった、米英軍による対イラク攻撃の推移次第では、ブッシュ大統領に「悪の枢軸国」と名指しされた北朝鮮をめぐる北東アジア全域の安全保障が、未曽有の危機にさらされる可能性すら出てきた。本書では、第二次大戦以後の朝鮮半島の歴史を概観するとともに、冷戦終結後の、日米安保体制に代わる北東アジア平和秩序のモデルを提示した。これからの日朝関係を考える基本的な視座を獲得するための入門書でもある。

目次

  • 序章 なぜ国交正常化交渉が必要なのか
  • 第1章 敗戦と解放の逆説—一九四五〜四八年
  • 第2章 日韓関係と日朝関係—一九五〇年代〜六〇年代
  • 第3章 激変する朝鮮半島と日朝関係—一九七〇年代〜九〇年代前半
  • 第4章 日朝関係の「克服」に向けて—一九九四年の危機以降
  • 終章 日朝関係の「克服」と「北東アジア共同の家」

「BOOKデータベース」 より

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