ゾルゲの見た日本
著者
書誌事項
ゾルゲの見た日本
みすず書房, 2003.6
- タイトル読み
-
ゾルゲ ノ ミタ ニホン
大学図書館所蔵 件 / 全184件
-
210.7-Mi5503201913,
210.7-Mi5503201913, 210.7-Mi5503202146, 210.7-Mi5503204159 OPAC
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
1930年代、日本を舞台に世界を変えた男、リヒャルト・ゾルゲ。スパイとして、ジャーナリストとして、知識人として、ゾルゲは戦前の日本、われわれが失いつつある「昭和」の時代に何を見たか。「日本の軍部」、二・二六事件を鮮やかに描いた「東京における軍隊の叛乱」、研究と調査の結果にゾルゲの思いを記した「日本の農業問題」はじめ、ドイツの新聞の特派員、ナチス党員を装いながら、ドイツの雑誌に発表した日本についての論考6編に、獄中手記の一部である「日本における私の調査」を収録。さらに付録として、ナチス・ドイツのソ連侵攻、すなわち1941年6月22日のバルバロッサ作戦についての諜報をピークに、ゾルゲがモスクワに宛てた「秘密通信」を加えた。巻末には、戦後の冷戦構造にまで影響をあたえた「ゾルゲ事件」の全体像を包んだ、小尾俊人「歴史のなかでの「ゾルゲ事件」」を付す。
目次
- 1 日本の軍部
- 2 東京における軍隊の叛乱(二・二六事件)
- 3 日本の農業問題
- 4 日中戦争中の日本経済
- 5 日本の膨張
- 6 日本の政治指導
- 7 日本における私の調査
- 付 秘密通信(東京‐モスクワ)
「BOOKデータベース」 より