大学生とボランティアに関する実証的研究

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大学生とボランティアに関する実証的研究

佐々木正道編著

(MINERVA社会学叢書, 20)

ミネルヴァ書房, 2003.6

タイトル読み

ダイガクセイ ト ボランティア ニ カンスル ジッショウテキ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

1995年に起きた阪神・淡路大震災や続いて日本海沖でのナホトカ号からの重油流出事故においても、多くの学生ボランティアが全国から駆けつけた。これらを契機に近年は大学でのボランティア教育が重視されるようになってきたが、ボランティア活動に関する研究が進んでいる欧米に比べると、日本の遅れは際立っている。このような現状のなか、本書は大学生のボランティア活動についての実証的研究に基づき、学際的そして多角的視野に立ち、災害時のみならず今後ますます必要となる環境保護や社会福祉を含む広範囲までもを大学生のボランティア活動の範畴に収めて論じる。さらに、大学生のボランティア活動の研究の積み重ねのための基礎的参考資料を提示する。

目次

  • 第1部 ボランティアと社会(地域社会とボランティア活動—社会財の活用と互恵性の展開;カウンター・カルチャーとしてのボランティア ほか)
  • 第2部 大学生のボランティア活動の意識と実態(阪神・淡路大震災における大学生のボランティア活動に関する意識と実態;阪神・淡路大震災における大学生の救援活動の実態—神戸商船大学を事例として ほか)
  • 第3部 大学におけるボランティア教育—日本と外国の比較を中心として(日本におけるボランティア教育の取り組み—カリキュラムと指針の事例を中心として;学生の地域体験とボランティア教育 ほか)
  • 第4部 ヨーロッパ・アジアのボランティア事情(イギリスにおける大学生ボランティアの支援体制;ドイツにおける学生ボランティアを取り巻く状況 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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