能力構築競争 : 日本の自動車産業はなぜ強いのか

書誌事項

能力構築競争 : 日本の自動車産業はなぜ強いのか

藤本隆宏著

(中公新書, 1700)

中央公論新社, 2003.6

タイトル別名

能力構築競争 : 日本の自動車産業はなぜ強いのか

タイトル読み

ノウリョク コウチク キョウソウ : ニホン ノ ジドウシャ サンギョウ ワ ナゼ ツヨイノカ

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注記

参考文献: p395-396

索引: p397-406

内容説明・目次

内容説明

日本の自動車産業は、製品の品質、世界市場でのシェアなど現在も世界トップレベルにある。またカンバン方式、TQCなど日本発の生産システムが「グローバルスタンダード」となっている。これほど国際競争力があるのはなぜなのか。その強さの秘密に、企業が生産・開発現場で総合的な実力を競いあう「能力構築競争」という観点から迫り、長期不況下にあって自信喪失に陥っている日本企業の再生に向け、明確な指針を提示する。

目次

  • 序章 もの造り現場からの産業論
  • 第1章 自動車産業における競争の本質
  • 第2章 能力構築競争とは何か
  • 第3章 なぜ自動車では強かったのか
  • 第4章 もの造り組織能力の解剖学
  • 第5章 能力構築の軌跡—二十世紀後半の自動車産業
  • 第6章 創発的な能力構築の論理
  • 第7章 紛争—脇役としての貿易摩擦
  • 第8章 協調—競争を補完する提携ネットワーク
  • 第9章 欧米の追い上げと日本の軌道修正
  • 第10章 能力構築競争は続く

「BOOKデータベース」 より

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