「他者」としての朝鮮 : 文学的考察

書誌事項

「他者」としての朝鮮 : 文学的考察

渡邊一民著

岩波書店, 2003.6

タイトル別名

他者としての朝鮮 : 文学的考察

タイトル読み

タシャ ト シテ ノ チョウセン : ブンガクテキ コウサツ

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内容説明・目次

内容説明

日本人にとっての「他者」(Autre)、日本人の他者認識のありようを、一九一九年以降の日本/朝鮮の近代史七〇年の展開を手繰り精神史として跡付けた。そのコーパスはこの期間に朝鮮人・日本人によって日本語で書かれた文学・思想作品である。本書は、その論点の視野を西欧の植民地問題にまで延ばしながら、日本人にとって朝鮮/朝鮮人とはなんであったのかを問うた論考である。

目次

  • 1 「他者」の出現—一九一九年三月一日事件
  • 2 「他者」の群像—“植民地博覧会”以後
  • 3 同化への転向と抵抗—大戦下の京城
  • 4 「他者」認識の再出発—解放と戦争と革命と
  • 5 失われた故郷—一九七〇年代
  • 6 アイデンティティーの行方—自由回復への歩み
  • エピローグ『火山島』論

「BOOKデータベース」 より

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