辺境に映る日本 : ナショナリティの融解と再構築
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書誌事項
辺境に映る日本 : ナショナリティの融解と再構築
(KASHIWA学術ライブラリー, 03)
柏書房, 2003.7
- タイトル別名
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辺境に映る日本 : ナショナリティの融解と再構築
- タイトル読み
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ヘンキョウ ニ ウツル ニホン : ナショナリティ ノ ユウカイ ト サイコウチク
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注記
博士学位論文 (京都大学大学院人間・環境学研究科, 2002年) に加筆・修正をしたもの
内容説明・目次
内容説明
“辺境”をキーワードにして映しだされる様々な“日本”の姿—そこには、“ゆらぎ”と“再生産”が複雑に絡み合ったナショナリティがあぶりだされていた。辺境を語る知識人たち。「西洋」「辺境」が照らす特殊性と普遍性に立つ、近代日本像の未完と過剰。明治期の言語学・人類学から戦時期の新聞学・民族社会学・地政学まで。
目次
- 第1部 「日本」の均質性/不均質性(均質な言語空間の想像/創造—国語学;「地方」という差異の発見と統合の論理—方言学 ほか)
- 第2部 “境界”における包摂/排除(混合民族説におけるナショナリティの境界—人類学;「アイヌ」を規定する力学—アイヌ学 ほか)
- 第3部 ナショナリティの越境/再構成(植民地の言語政策と国語理論の再編—国語学;民族社会学のナショナリティと宣伝学の知—社会学・新聞学 ほか)
- 結論(ナショナルな空間の融解/再構築)
「BOOKデータベース」 より