書誌事項

安楽死のできる国

三井美奈著

(新潮新書, 025)

新潮社, 2003.7

タイトル読み

アンラクシ ノ デキル クニ

大学図書館所蔵 件 / 185

注記

参考文献: p186-189

内容説明・目次

内容説明

大麻・売春・同性結婚と同じく、安楽死が認められる国オランダ。わずか三十年で実現された世界初の合法安楽死は、回復の見込みのない患者にとって、いまや当然かつ正当な権利となった。しかし、末期患者の尊厳を守り、苦痛から解放するその選択肢は、一方で人々に「間引き」「姥捨て」「自殺」という、古くて新しい生死の線引きについて問いかける—。「最期の自由」をめぐる、最先端の現実とは。

目次

  • 第1章 「死ぬ権利」がある国
  • 第2章 オランダ安楽死の歩み
  • 第3章 世界初の「安楽死法」
  • 第4章 医療・福祉システムの基盤
  • 第5章 制度を支える人たち
  • 第6章 子供と痴呆高齢者
  • 第7章 自殺との境界線
  • 第8章 赤ちゃんの安楽死
  • 第9章 安楽死を可能にした歴史
  • 第10章 ベルギーとスイスの場合
  • 第11章 日本で安楽死制度は可能か

「BOOKデータベース」 より

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